セドナはアメリカのアリゾナ砂漠に咲いた花だ。
ここの土地は赤く、天空は青い。その大地と天空の間には聖なる大気が流れている。
赤岩や、緑のイブキとサボテン、灼熱の太陽だけでなく、澄んだ水の流れる渓谷と、秋になれば黄金色に染まる豊かな森がある。
強烈な生命力を噴きだすこの乾いた大地は、私たちの内なる最も偉大な精神を呼び醒ます特別な力を持っている。
(『セドナ・メッセージ』「はじめに」より)
セドナが私に伝えたメッセージの要は、われわれの内面には私たちが知っている自分の姿よりもはるかに偉大で美しい真実と夢がある、ということだ。
そして、その夢を叶えるのに必要なすべてを、私たちはすでに持っているということだ。(『セドナ・メッセージ』「はじめに」より)
セドナの自然が抱いている原始的な美しさ、砂漠の太陽の光によって刻々と変化するセドナの空と赤岩は、私たちの内面にある深遠で偉大な創造性を呼び醒ましてくれる。
どんなに厳しい環境に置かれていても、私たちは自らの選択によって自分と周囲の環境を変えることができるし、新たに創造しうるのだ。(『セドナ・メッセージ』「20.セドナ・スピリット」より)
彼の名前は、レスター・レヴェンソン(Lester Levenson)で、2年前の1994年にここで亡くなったという。彼は物理学者であり成功した実業家でもあり、もともとはニューヨークに暮らしていたそうだ。…中略… 私はレスター・レヴェンソンに関する話を聞いて感動を受け、彼から驚くほどの深い同質感を覚えた。彼の苦痛や煩悩、気づきの過程が、まるで自分のことのように身近に感じられた。(『セドナ・メッセージ』「13.セドナ・マゴガーデン物語」より)